晴れたので、大樹と清澄庭園に向かった。我が家から、二駅の 森下にある一番近い庭園です。大樹は、生物部鳥班なので、春の文化祭に「公園の野鳥」を企画しています。公園の鳥は、珍しい鳥は期待できません。しかし、身近に泳いでいる鴨たちは、私達が想像も出来ない命懸けの旅をして来ているのです。北極圏から赤道を越える鳥もいるのです。日本は、南北に細長いので、鳥たちの旅の架け橋なのです。一年を通して、野鳥観察に最適の国なのです。清澄庭園は、紀伊國屋文左衛門が作ったと言われていますが、明治に入り、岩崎弥太郎が現在の庭園を造りました。深川下町育ちの私には、馴染み深いので、大樹を誘いました。都の運営なので、都立の生徒は入場料無料です。小さな回遊林泉庭園なので、盆栽を大きくした感じです。だからでしょうか、外国の人たちが多いのに驚きました。みんな、よく調べてきているのですね。岩を基礎にして、松などの木々を配した庭は、日本独自のゆったり感と、緩みのない緊張感が、日本画の世界に遊ぶようです。大樹のお蔭で、これからも、お庭巡りをしましょう。外人さんだけでなく、一回は遊んでみて下さいね。
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