春の佃島をブラブラ①

通勤を、ちょいと遠回りして、隅田川沿いに歩きました。佃島の源は、今ＮＨＫドラマの明智光秀の本能寺の変に発します。その時、徳川家康は、少数の家来と共に、堺におりました。岡崎城に、至急逃げ帰らなければならなかったのです。

淀川河口の漁村の佃村の庄屋・森孫右衛門が舟を出して助けました。大阪の陣でも、軍船を提供・魚類を調立しました。その功を賞して、大川の河口の砂州と漁業権を与えました。その砂州を埋め立てて出来たのが、佃島です。現在の佃１丁目。

３代将軍家光の頃、旗本石川八左衛門が、佃の北側を埋立たのが、石川島です。火付け盗賊改め・鬼の長谷川平蔵が寄せ場として、軽い罪の科人の更正を図りました。幕末に、水戸藩が造船所を建てました。そして、昭和の61年、リバーシティー２１の超高層ビル地区となりました。松井秀喜・田原総一朗など有名人や芸能人も多いです。私も、端っこに住んでいます。これが現在の佃２丁目です。

古い佇まいの旧佃地区と超モダンなリバーシティ地区が、隣同士で、面白いコントラストを演出しています。佃小橋からの超高層マンション群。ショット・ポイントの一つ。

２０２０．０３．２５