カクレミノ－２

昨日の続きです。オフィスの近くでウコギ科の植物はと探すと、セイヨウキヅタです。塀や建物を這い上って、常緑樹なので、四季を通じて、緑で覆って居ます。

門前のオフィス近くを歩いてみると、案外に多いです。斜め前の区役所の支所のビルを覆っています。すべすべの所を避けて、デコボコが少しでもある壁面をよじ登っています。

行きつけの床屋さんも、緑の葉っぱで飾られています。何となく写りが良いのか、テレビでは探偵さんが、ここの二階に事務所があるとの設定でした。床屋のお兄ちゃんが、ハサミを持つ手だけの出演をしました。「メチャ、あがったぁ。」と言って、みんなに笑われました。　

偶に寄る飲み屋さんも、緑の葉の中です。どこの葉っぱも、青々として元気です。よく土もない壁でと、感嘆して足元を見ると、やはり、立派な根元です。人間も、盛んなお仕事は、足元をしっかりさせなければね。　

ただ、1カ所だけ、枯れて、蔓だけが残っている壁があります。ちょっと寂しいですが、その細かな蔓が、精一杯頑張ったの跡が、はっきり分ります。

昔からのある可愛いらしい蔦は、近頃見当たりません。やっぱり、格段と情緒があるんですがね。因みに、こちらはブドウ科です。