久し振りの訪問です。以前、大樹がムズかって、困っていた時に、係りの女の方が「抱っこしていますから、ゆっくり見て下さい。」と、預かってくれました。その後、勇希と大樹は、お絵かきコーナーで、ご機嫌でした。あの頃の可愛い坊主達は、何処に行ったのでしょうね。小淵沢から小海線で、すぐの甲斐小泉駅から歩いて5分です。平山先生ご夫婦の思いの籠もった美術館です。二階の作品展示室には、大作が並べられています。
下の階には、150回以上も歩いたシルクロードの蒐集品が展示されています。本当を言ったら、「日本に持って来て良いの?」と思うほど、シルクロードの香りに満ちています。こんな大きなラクダ像、どうやって、日本に運んだのかしら?
しかし、一番楽しいのは、匂い壺のコーナーです。嗅ぎタバコを味わう2~5センチの小さな壺や瓶です。小さすぎて、私の目では、細工がはっきり見えませんが、一つ一つ個性があって美しいです。お二人が寄り添って、頭をくっつける様に、選んで買い求めたのでしょう。本当に楽しかっただろうな。おそらく、小さな壺のそれぞれに、思い出がいっぱい詰まっているのでしょうね。
平山先生とは、一度もお仕事の機会を得られませんでした。奥様とは、ご自身の装飾品の展覧会で、数回お目に掛っていますが、覚えておいでではないでしょう。内のが気に入ったのですが、一寸お高くて躊躇しました。美術館の隣に、奥様の作品の展示館もあります。今回は閉まっていました。そのお隣のレストランは、又も満席でした。平山先生がお亡くなりになって、来年で10年です。大きな回顧展が開かれるでしょう。お仕事、お仕事。これから作品を小まめに集めなければ!
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