ギャチュンカンを知りませんでした。エヴェレストとチョーオユーの間で7952m。アタックは、チベット側からです。頂きに立ったら、チョーオユーのピークは間近、エヴェレスト・ローチェ・マカルーは重なるかも。
以前の山岳物は、山登りをドラマ仕立てたり、人間内面を勝手に描写して、一寸ウザッタかったです。沢木耕太郎は、抑えたペン先で、淡々と筆写します。反面、白黒8ミリを見ている様で、盛り上がりも色彩もありません。登攀記録に、少々、人間を織り込んでいます。
高尾山くらいしか登りませんが、アンナプルナを見たくて、50年以上前に、カトマンズからポカラ迄バスしました。ポカラの湖に映るマチャプチャリ(魚の尾っぽ)は美しかったです。
山野井と違って見るだけの登山家でも、ヨセミテでは、岩壁登りを一日中見詰めていました。アルプスも、アイガーやマッターホルンの北壁を双眼鏡で眺めルートを辿りました。昨夏は、坊主達を連れて山麓を歩き回りました。
もう全く、独り置いてけぼりでした。荷物も、一番小さいのですら、手助けされてしまいました。体も強くないし、眼も悪いので、山登りは無理なのでしょう。上村直己さんが、アルプスでポッカしていたように、山野井さんも冬の富士山の合力さんしてたとの事。夏は中学校の自分でも、走って登って降りて来れましたが、冬はめっちゃ厳しいです。やはり、彼は優れた登攀者ですね。
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