明けまして、おめでとうございます。初詣は、毎年の通りに、地元の佃島・住吉神社様に参りました。勇希も大樹も、七五三などの晴れ日のお清めをして頂いています。
徳川家康が、江戸幕府を開くに当り、現在の大阪淀川河口の佃村の漁師を呼び寄せました。関ヶ原の大戦の時にも、船での運送や魚類の食料補給などの功に報いたのです。
ですから、日本全国での漁を許可され、江戸城への魚類の献上が申し渡されました。特に、白魚の献上は、有名ですね。
一面、海上の警備の役割も担っていました。8月の祭には、海中に沈めて保管されている6柱の大幟を、立てます。これは、危機緊急の時には、江戸城に知らせる為です。今はビルに囲まれていますが、お城から見えたのでしょう。
その軍備の一翼を担っている気概が、神輿を海に投げ入れて、立ち泳ぎで担ぎました。今は、船に乗せて、隅田川を下ります。
佃は、小さな島ですが、江戸情緒が残っていて、高層ビル群との対比が面白いです。フランスの友人は、カメラ片手に、一日撮りまくっていました。パリの雑誌に載りました。
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