朝早く六本木に出掛けました。
木曜日にかかわらず、東山魁夷展入り口は、大勢の列です。 お亡くなりなって、もう20年になろうとしていますが、その人気は絶大です。 国民的作家と呼ばれる訳です。「道」の前は、動きが取れません。 竹橋の近代美術館の時も、同じでした。 単純なまっすぐな一本の道に、東山魁夷の画業に、自分の人生の道を重ねて見つめているのでしょうね。
「花明かり」「緑響く」「白馬の森」「等の作品を、息を詰めて見入っています。 唐招提寺御影堂の障壁画「揚州薫風」には、爽やかな風が吹き抜けています。 茣蓙に寝転がっていたら、極楽でしょうね。 鑑真和上への心こもった作品です。 唐招提寺でも年に、一度だけしか見られないのに、近く寄って見られる幸せの一時でした。
テラスでコーヒーを飲んでいたら、ロータリーの先輩に声を掛けられ、ランチをご一緒しました。 国際文化会館のSAKURAで、結局ワインボトルを空けてしまいました。 岩崎弥太郎別邸跡なので、お庭も都会の真ん中とは、思えない風情があって、奥さんも散策に大満足。 帰りに、麻布十番の豆源さんで、胡椒豆を買って、ニコニコで帰宅。
「アッ、会社に行くの忘れた!」
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