のんびり台北ー３ 故宮博物館

今日は、第2の目的、故宮博物館です。地下鉄とバスを乗り継ぎます。なるべく、タクシーは使いません。

大昔は、王羲之などの書が多く掛って、森閑としていましたのに、今はバスも満員で、館内も人息で暑いほどです。目が釘付けになる程の陶器・磁器がずらっと並んでいました。

残念ながら、目玉の翠玉白菜と肉形石は、外出していましたが、まぁ、見切れない程の名品に圧倒されました。地元の台湾の人、中国本土の人、日本人だけでなく、ヨーロッパからの人も押しかけていました。作品が、余り多くて、眼と足が疲れました。脇のカフェは、今三くらいでした。現代では、世界の大きな美術館などのレストランは、それなり以上です。日本もそうですが、やはり、美術の殿堂は、食にも拘って欲しいですね。ゆったりと、余韻を楽しみたいです。  しかし、脇の公園は、静かで二人連れにはピッタリです。池には鯉がゆったり泳ぎ、ほとりには鷺が佇んでいました。帰りに、圓山飯店に寄りました。若い頃、北京ダックと言うのを食べようと一人で入りました。困った顔をされましたが、親切にも、半身の鴨を出してくれました。大きな円卓で、一人ポッチで食べました。その後、母親と一緒に、再訪しましたっけ。今回は、お土産物屋さんを覗いただけで帰りました。   

一度、ホテルに帰って一休みしてから、東門まで歩いて、康青龍カンチンロンをそぞろ歩き。この地区は、若い人が多く活気があります。昨年、勇希と来た時は、ウナギ屋さんに1杯やりに、入りました。親父さんが演歌を流してくれましたっけ。奥さんは、あっちこっち覗き回ります。ケーキ屋さん・靴屋さん・小物屋さん。女の人は、見る物が多いんですね。美味しそうな匂いに誘われ、小さな麺屋さんに座りました。小振りな丼の湯麺と小エビは、美味しかったです。　

やはり、流行っている地区のお店は、競争に残っ来たので、外しがないし、お値段も安いですね。