荻須高徳 略歴
荻須高徳 略歴
OGUISS
1901年 愛知県稲沢市に生れる。
1921年 上京して、川端画学校に学び、藤島武二の指導を受ける。
1922年 東京美術学校(東京芸大)西洋画科に入学。
同級に、猪熊弦一郎、牛島憲之、岡田謙三、小磯良平、山口長男等。
1927年 東京美術学校卒業後、9月にパリに渡る。
1928年 サロン・ドートンヌに初入選。
1940年 第二次戦争の影響で、13年振りに帰国。
1944年 横江美代子と結婚。
1948年 戦後初めて、日本人画家として、フランス滞在を許可され、パリに入る。
1956年 フランス政府より、レジオン・ドヌール章を授与される。
1972年 勲三等旭日章を授与される。
1974年 パリ市より、メダイユ・ドヴェルメイユを授与される。
1981年 文化功労者に顕彰される。
1983年 荻須高徳記念美術館開館。
1986年 パリのアトリエにて、制作中に死去。
文化勲章を授与される。
パリの街角にて 井上靖と 川端康成と
レゾネ
荻須高徳 リトグラフ・レゾネ
カタログ・レゾネとは、作家の全作品の総目録。
各作品の写真図版・タイトル・技法・制作年代・限定部数・寸法・用紙・署名の有無・発行者・制作工房などが、記載されています。
著名作家には、必ずと言って良い程、レゾネが発刊されています。
画商には、取扱作家のレゾネが必携です。毎日、作品のチェックに開きます。
ピカソのカタログ・レゾネは、再版されるまでは、数百万もする高額でした。
作家の全生涯の作品を網羅して、詳細を調べるのには、膨大な労力と時間と費用が掛るからです。
藤田嗣治ほどの著名作家でも、完全なレゾネがない作家もいます。
生前は作家本人が、没後は遺族が協力的でなかったのです。
ですから、熟練の画商にとっても、真贋が困難な場合があります。
作家に興味を持ったら、カタログを持たなければなりません。
作品をレゾネで調べたり、又、逆にレゾネ掲載の作品を探したりできます。
又、レゾネのある作家は、市場性も高く、価格的にも安くはありません。
ただ単に、自分の好き嫌いだけでなく、知識を持って、より価値の高い作品を楽しみましょう。
【Oguiss LITHOGRAPHIES ET TAPISSERIES】
荻須高徳 リトグラフ・タピスリ
1988年 フランコニー発刊 280ページ
白黒のオリジナル・リトグラフご折り込み 残部15冊
30,000円(税・送料込み)
荻須高徳レゾネ 荻須高徳レゾネ 折り込みリト
版画作品
通りの曲り角 #79 1978年 41×29 |
ヴィラン通り #111 1982年 32×25.5 |
オー・ボン・ヴィヴァン #50 1976年 画寸46x55 |
オー・ロシェ・ド・カンカール #116 1982年 画寸55x45.5 |
カフェ・タバ #131 1984年 画寸46×37.5 |
クーロンヌ通り #139 1986年 画寸54.5×45 |
グラン・カネル #97 1981年 38×45.5 |
グラン・トリュアンドリー通り #63 1977年 画寸54.5×45.5 |
クレピーの木立 #113 1982年 画寸32.2×25.7 |
クロワッサン通り #52 1976年 額サイズ 67.5×84 |
サン・ドニ伽藍 #114 1982年 47.5×38.5 |
サン・マルクオーラ #32 1973年 画寸45.5x54 |
サンタ・マリア・ マッダレーネ広場 #42 1974年 45.4×54.5 |
ジラン #102 1981年 画寸32x24 |
タバ・ピコロ #94 1980年 38.3×46 |
テール・ヌーヴ通り 「パリの顔」 #13 1971年 25×32.5 |
トゥールヌフォール通り #45 1975年 46×38 |
バーとタバコ屋 #49 1976年 画寸47×55.5 |
バン・ドゥシュ #60 1977年 45.8×55 |
ボールガール通り #44 1975年 46×38 |
ムフタール通り #36 1993年 画寸49×42 - |
モロッコ広場 #110 1982年 56×46 - |
ラファエル広場 #33 1973年 45.5×55 |
リオ・ディ・カトロン #28 1972年 55×46 |
ル・ポンヌフ #132 1985年 画寸45.5×54.6 |
ルネッサンス工房 #87 1979年 画寸37.3×46 |
レストラン・マックス #140 1986年 45×55 |
街角のレストラン #101 1981年 32×24 |
街角の家 #130 1984年 54.5×45 |
金獅子亭 #68 1978年 画寸44.1x56.4 |
古い自動車 #122 1983年 画寸46×37.7 |
広告のある家 #84 1979年 自筆サイン 16.5×20.5 |
修道院 #67 1977年 画寸56x47.5 |
食品店 #73 1978年 画寸30x40 |
青いガレージ #121 1981年 画寸41x55 |
青い家 #11 1970年 画寸46×38.5 |
青い日よけ #86 1979年 38×46.4 |
赤い家 #80 1978年 画寸30×40 |
赤い靴屋 #118 1982年 45.5×55 |
雪の日の食料品店 #107 1981年 32×24 |
白い橋 #112 1982年 32×47.5 |
歩道 「パリの魂」 #75 1978年 画寸40.5×30.5 |
シャロンヌ通り #64 1977年 画寸56x47.5 |
タバ・ピコロ #94 1980年 38.3×46 |
バーとタバコ屋 #49 1976年 画寸47×55.5 |
ラ・コロンブ #119 1982年 画寸16x22 |
通路 #83 1979年 画寸50x38 |
サンドニのタバコ屋 #69 1978年 55x46 |
パリの通り |
ラリー・タバ |
ランビュトー |
4月のアルジャントゥイユ |