略歴
金城次郎(きんじょう じろう)
1914年 沖縄県那覇市で生まれる。
1925年 新垣栄徳の製陶所に入門、壷屋の製陶に従事。
1945年 防衛兵として召集 沖縄戦終結。
1946年 那覇市壷屋に工房を開く。新垣栄徳の窯を共同使用。
濱田庄司、河井寛次郎らの指導の下で壷屋焼を守り発展に努める。
1957年 第31回国展にて「呉須絵大壷」が国画会受賞、会友となる。
1958年 「魚紋大皿」と「抱瓶」がルーマニア国立民藝博物館に永久保存となる。
東京三越本店にて「沖縄壷屋三人展」を開催。
1972年 沖縄本土復帰。読谷村に移住。沖縄県指定無形文化財技能保持者に認定される。
1985年 「琉球陶器」で沖縄初の重要無形文化財技能保持者に認定される。
1993年 勲四等瑞宝章受章。
2004年 逝去。